英語を聞き取るメカニズム

さて、ところで、英語を聞いて理解するためには2つの段階があります。何でしょうか?

当たり前ですが、それは、英語を「聞きとること」、そして、聞きとった英語文の意味を「理解する」ことですね。

ここからは分かりやすくするために日本語を例にとって解説しますが、どの言語でも仕組みは同じです。

さて、駅のホームで友人があなたに話しかけてきたとしましょう。

「今の時間は電車めちゃめちゃ混んでるだろうね」

さて、友達の発した言葉は「音」なので、漢字は当然使えません。だから、あなたの耳には「いまのじかんはでんしゃめちゃめちゃこんでるだろうね」と聞こえるはずです。

さて、このあなたの友人の話した言葉は、当然ながらあなたの耳から「音」としてインプットされます。

ところが、耳からは言葉以外にも色々な音が入ってきます。多くの人が行き交う足音、アナウンスの音、電車の音、駅の外で車が行きかう音。

それら色々な音をあなたの耳は全て拾いますので、言語を理解するためには、その雑多な音の中で言葉だけを抽出する必要があります。

そして、耳で正しく聞きとった言葉の音を一つ一つを組み立てて文章にし、さらにその意味を頭の中で解析して、最終的に相手の言っていることを理解します。

例えば、あなたの耳には、「imanojikanhadensyamechamechakonderudaroune」と一続きの音で聞こえてきたものを日本語の言葉だと認識し、「いまのじかんはでんしゃめちゃめちゃこんでるだろうね」と認識します。

さらに、聞こえてきた音を文章の形で短期の記憶場に記憶し、その間に意味を解析します。

「今の 時間は 電車 めちゃめちゃ 混んでる だろうね」

のように。

ここまでのように、雑音の中から日本語の音を聞き取り、文章に組み立てて記憶し、その文章を解析するというのを、私たちの脳はわずか何マイクロ秒の間に順次こなしているのです。

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